役職ヘルプ-全職業共通手引書
夜の組み割りは推理の基本、メモ推奨
このゲームにはメモが大きな役割をします。特に、夜の組み割りはメモをお勧めします。できることなら、どちらがどちらを指名したか、まで書いてください。
死者が出れば、一番疑わしいのはその組みの相手です。また、その相手が過去に他の人と組んでいるなら、その人も一応疑っておくといいかも知れません。
狼が単純に疑われないようにしようと思ったときにとる行動は、夜死者を出さないことです。しかしパスは一回しか使えませんから、温存しておきたいところ。よって、狼同士で組み、死者を出さないことで疑いの目から逃れようとします。
たとえば、狼が二人の場合、容疑からはずれるには、パスが1回、狼同士の組み合わせが1回しかありませんから、3日以上死者や防御宣言のなかった人は自動的に狼の容疑から外れることになります。
このように、組み割りは推理の重要な資料になります。
最初のうちは重要度がわからなかったりするかもしれませんが、3日目、4日目と後半になればなるほど組み割りのメモの重要性はあがります。自分で推理が出来ないという人も他人の推理を聞いたときの参考になるのでメモを取ることを推奨します。人の推理とメモを照らし合わせることで矛盾点や真実が見えてくることもあります。
大変かもしれませんがメモをしておいて損は無いでしょう。
リンチ投票もメモっとこう
人狼のリンチ投票は、投票者名と対象者名が両方公示されます。
狼は、相談ができるので、票を合わせることができます。これは強い武器ですから、使わない手はあまりありません。
ですから、それを見越して、誰が誰に投票したかというのは大切な推理材料のひとつなのです。
(もちろん、票から推測されることを避けるために、狼が票をバラけさせる場合も相応にあります)
考える -狼が誰かを常に意識する-
推理ゲームですので、当たり前のことといえばそうなのですが、慣れていないと、それを忘れてその場のノリで行動してしまいがちです。これは非常に危険です。
狼を探すということを念頭に置いて、推理・行動していかなければなりません。
人狼サイドであっても、「誰に容疑をなすりつけるか」を考えて行動することでリンチを避け、優位に立つことができます
どの人が狼っぽいか。狼の容疑のかかっている人の話は、本当かどうか。得力のある論を話している人は、実は狼だったりするかもしれない…。
村人サイドの場合、大衆に流されるがまま投票するのはわりと危険です。狼は複数人おり、それに狂人が乗っかれば既に3人以上その論を支持する人間が出て来るからです。あくまで、自分で考え、その結果、他の人と同じ論が組みあがった、というのならかまわないのですが…。
人狼サイドの場合も、ただ適当に「この人に容疑をかけよう」というのではなく、「この人はこうこう、こうだから狼っぽい」と人に説明することができて、はじめて村人たちを騙すことができるのです。